平成29年度 全日本珠算選手権大会

8月8日(パチパチ・そろばんの日)京都市国立京都国際会館において、『平成29年度 全日本珠算選手権大会』が開催されました。

青森県からは予選を通過した8名の選手(このうち三沢珠算塾からは7名)が出場しました。また、過去にこの大会でのベスト100入りをしたことのある当塾出身の現役大学生2名が全国各地から参戦ということで、当塾関係からは9名の出場がありました。

この大会は、学年別などの部門に分けられておらず、小学生から大人までみんなが同じ問題で競います。

最初の『フラッシュ暗算競技』では、斎藤俊が3けた15口4秒、3秒、2.7秒、2.5秒、2.3秒、2.2秒、2.1秒、2.0秒を次々と正解し続けたところで連続正解者が10名となり、入賞確定となりました。そして、さらに1.98秒、1.95秒、1.90秒、1.88秒、1.85秒、1.83秒、1.80秒、1.78秒も正答し(残念ながら次の1.75秒は誤答)、2位入賞となりました。

『個人総合競技』では、斎藤俊が青森県選手史上初の満点を記録、過去最多の9名による同点決勝に進みました。決勝では会場からどよめきの声も起きるほどのスピードを炸裂させ、『見せ場』も作りましたが、残念ながらミスがあり『そろばん日本一』には届きませんでした。
また、当塾生、そしてOB合わせて8名がベスト100入りするなど個々が自分の力を出し切りました。

大会のフィナーレを飾る『都道府県対抗競技』には、青森県代表として鳥谷部莉央、松岡有里、斎藤俊で臨みました。1回戦は3人パーフェクトで勝ち進み、2回戦は俊がまさかの誤答でしたが、莉央が正解しこの絶体絶命のピンチを救いました。

そして準決勝は東京都に僅差で勝利、2年ぶりに決勝に進みました。
決勝は、2年連続優勝の王者沖縄県、そして埼玉県の3チームにより行われましたが、1回戦から決勝までノーミスの活躍を見せた有里、そして初出場ながらここぞという場面で正解した莉央の活躍によって見事、3年ぶり2回目の優勝に輝きました。

三沢珠算塾の入賞選手は下記のとおりです。
【個人総合競技】ベスト100
 ● 2位・・・斎藤 俊
 ●31位・・・斎藤 快
 ●39位・・・松岡 有里
 ●61位・・・榊 歩夢(※広島県より出場)
 ●79位・・・江川 豪生
 ●79位・・・舘山 侑実
 ●85位・・・舘山 巧
 ●90位・・・小野 伶(※東京都より出場)

フラッシュ暗算競技】※入賞枠10名程度
 ● 2位・・・斎藤 俊

【読上暗算競技】※入賞枠10名程度
 ● 4位・・・斎藤 俊

都道府県対抗競技】
 ● 優勝・・・青森県チーム 斎藤 俊・松岡有里・鳥谷部莉央