8月8日、京都市の国立京都国際会館で『平成26年度全日本珠算選手権大会』が、全国各地から珠の精鋭たち500名以上が集結して開催されました。会場設備・運営、参加選手数、問題難易度、注目度・・・どれをとっても日本最高峰の珠算大会です。また、この大会は小学生から大人までが同一問題で競い、順位も学年別にわかれておらず、真の日本一、真の日本ランキングが決まります。
青森県選手団の入賞者(他塾含む)は下記のとおりです。
●個人総合競技
第17位 斎藤 俊
第43位 蓬畑 実紗
第58位 斎藤 亜美
第64位 工藤 真大
第65位 松館 梨佳子
第68位 榊 咲花
第81位 根岸 英介
※青森県から100位入賞10名の目標でしたが、今年は昨年よりも100位入賞の得点が大幅にアップ・・・。10年前の100位入賞ラインと比べても、合計得点が150点もアップしています。
●読上算競技
第6位 斎藤 俊
※青森県選手で、これまでに正解した選手はいたものの、入賞者の人数の絞り込みに敗れ、入賞できた選手はいませんでした。青森県選手の読上算入賞は“初”のようです。
●都道府県対抗競技
こちらの競技は、一昨年、昨年と2年連続で決勝進出を果たすも、優勝にはあと一歩・・・。悔しい思いをしてきました。
この競技は1チーム3人編成、トーナメントで、3チームで戦い、そのうちの1チームが勝ち残っていく方式です。
1回戦、2回戦、準決勝と順調にコマを進め、今年も決勝の舞台へと上がりました。
決勝に勝ち上がってきたのは、山口県、優勝候補の大阪府、そしてわれら青森県チームです。
2種目が終わった時点で、大阪府の敗退が決定。山口県との一騎打ちとなりました。
『よーい、はじめ』会場中が舞台の選手たちを見守っています。
いよいよ結果の発表、正答ならば起立をしていきますが、司会者は挙手順の最後から順番に一人ひとり聞いていきました。
青森県3名、山口県3名の計6人中、5名まで聞いたところで山口県の正解者は1名、青森県の正解者はゼロ。。。この競技の結末は、1番目に挙手をした『この男』の手に委ねられました。
『この男』が不正解ならば、山口県の初優勝、『この男』が正解ならば、青森県の初優勝・・・。見た感じでは、違っていそうな感じ?
「それでは1番目に挙手した選手、正答ならば起立してください!」
な、なんと『この男』立ち上がりました。
青森県チーム、初優勝!
優勝メンバー左から
蓬畑 実紗、松岡 有里、斎藤 俊
どしゃ降りの中、道頓堀へ・・・。
お好み焼き食べて・・・。
翌日はUSJでハリー・ポッター・・・。
今年も記憶に残る『全日本』でした。